午前10:00〜11:50
コミュニケーションにおける文法項目の評価
小林ミナ (北海道大学)
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学習者のパフォーマンスを「誤用である」と判断する背景には「こう話す/書くべきだ」という規範がある。「コミュニケーションの一要素としての言語」という観点から学習者の誤用を再考する。
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<参考文献>
小林ミナ(2000)「『何を』教えるかの再吟味へ−日本人評価研究の意義と限界−」『北海道大学留学生センター紀要』第4号
小林ミナ(2002)「日本語教育における教育文法」『日本語文法』2-1,日本語文法学会
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午後1:00〜2:40
ライティング研究の立場から−学習者と共有するライティング評価−
田中真理 (電気通信大学)
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ライティング評価において教師は何を測り、学習者は何を測られているのだろうか。よいライティング評価とは何かについて考える。
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<参考文献>
田中真理・長阪朱美(2004)「日本語と英語を目標言語とするライティング評価基準の展望:第二言語としての日本語のライティング評価基準作成に向けて」『第二言語としての日本語の習得研究』第7号 214-253
長阪朱美「学習者の英語ライティング能力の認識−エッセイの自己評価の分析−」『恵泉女学園大学 人文学部紀要』第15号 95-111
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午後2:50〜4:30
教室場面における教師の言語管理
加藤好崇 (東海大学)
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誤用の発現から教師が訂正行動を実施するまでの間には一連のプロセスが存在し、その過程で誤用の非訂正などが生じる。ここでは、教師の学習者の誤用に対する管理プロセスについて考える。
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<参考文献>
宮崎里司/ヘレン・マリオット(共編)『接触場面と日本語教育:ネウストプニーのインパクト』明治書院
加藤好崇「日本語学習者の誤用に対する教師非訂正行動」1997.7,『日本語教育』93, 26-37
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